悪意のある侵入者

ハッカー

ハッカーとはハッキングする人の事です。では、ハッキングとは?コンピュータの仕組みに興味を持ち、どうなっているのかを解明しようとする人です。ハードウェアの仕組み、ソフトウェアの仕組み、ネットワークの仕組みと、ハッカーの興味は尽きる所がありません。インターネットが普及してからは不正アクセスやウィルス感染やサイバー攻撃などの言葉をよく聞くようになりました。

悪意のある不正アクセス、ウィルス感染、サイバー攻撃、を仕掛ける人の事はハッカーではなくクラッカーと呼び、区別するように言われています。それは正義のハッカーが同じ言葉で呼ばれたく無いからでしょう。フィンランド生まれのリーナス・トーバルス氏は「Linuxカーネルを開発した」と紹介されます。間違いではありませんが、彼は初めからOSを開発しようと考えた訳ではありません。

彼が著書「それがぼくには楽しかったから」で述べていますが、祖父が使っていた旧式のパソコンでMINIXを動作させる為にコードを書いたのです。それがOSそのものになると後から気付いたのです。彼はまぎれもないハッカーです。

ソフトウェアやネットワークの仕組みを知りたくて、それを研究するうちに、興味本位でホワイトハウスやペンタゴンのサーバに侵入を試みるハッカーがいます。悪意はないのですが、以外とすんなり侵入できてしまい自分で驚いてしまう。侵入した証拠にちょっとしたイタズラを残していくのは、良い事ではありませんが、まだ見ていられます。

問題は、政治的に他国の情報を入手しようと悪意を持って侵入する者達や、他社の企業秘密を盗む目的で侵入する者、利害関係の無い不特定多数にウィルスを仕掛ける愉快犯達。かれらがクラッカーです。我々はこのような悪意のあるクラッカーの不正アクセスから情報を守らなければなりません。